|
大平峠
Odaira pass 〜伊那と中山道を結ぶ街道〜
大平街道は木曽と伊那谷を結ぶ脇街道で、伊那谷南部の飯田市から飯田峠・大平峠を経て木曽南部の南木曾(中山道妻籠宿)に至る街道です。
宝暦4年(1754年)に飯田峠と大平峠との間の山中に大平宿が開かれ、林業や養蚕のほか旅人のための旅籠なども営まれていました。
過疎等で昭和45年(1970年)に集団移転により無人化しましたが、現在では「囲炉裏のある旅籠」として数件の民宿・旅館等が営まれています。
|
 |
飯田〜飯田峠
山道の入り口(松川ダム下流)
|
いよいよ山道だな、という所に設置されている看板。
道中の至る所にこのような木でできた看板が設置されている
|
|
その筋(?)では「ヘキサ」と呼ばれている六角形の県道標識。
大平街道は、現在は長野県道8号線に指定されています。
|
飯田峠までの道中
|
国道256号線に突き当たるまで、ずっとこんな感じでうねうねくねくねです。
|
|
道中に滝(?)発見!
このあたりは花崗岩ですね〜
|
|
谷が開けたところにある、距離を示す案内標識。
大平宿まで13km、車ならこの山道でも30分足らずだが、徒歩の時代には大変だったのだろう・・・
ちなみにこの標識「106系標識」と言うらしい。
詳しくは国交省のサイトを参照。
|
飯田峠
|
飯田峠:標高1,235m
夕方の撮影ですが、かなり寒かったですf^_^;
|
|
旧街道か?、かなり急な山道でした。
徒歩の時代は、急勾配でも直線距離が短くなるように道が造られる傾向があるようです。
昔の街道が今は登山道として使われている例は多いですから、昔の人の体力はすさまじかったのでしょう。
そして、峠で命を落とす人も多かったのでしょう・・・
|
|